カードローンと賃貸マンション、どっちが審査が厳しい?

よく審査が厳しいとか甘いっていう話があるじゃないですか。カードローンや消費者金融でも審査はありますけど、それ以外にも賃貸マンションを借りるときにも入居審査っていうのがありますよね。これってどちらが難しいとか簡単とかあるんでしょうか。

どういう違いがあるとか関係しているというようなことってあるのか、ちょっと気になるので教えてもらいたいです。

賃貸マンションの入居審査と貸金業者の審査は全くの別もの

同じように審査って言われるので、どちらも同じようなものかなぁと思ってしまうでしょうが、実は賃貸マンションの入居審査と消費者金融や銀行系カードローンの審査というのは全く違うと思ったほうがいいでしょう。なぜかといえばそれは審査をする組織や団体というのが全く違うからです。同じ所が審査すれば関係も深かったかもしれません。

まず入居審査についてですが、こちらは賃貸の保証会社が審査をすると言われています。よく賃貸を借りるときの初期費用に保証金が2年分入っているかと思いますが、これを支払ってしまえばほとんどの場合審査に通ります。よほど家賃を払っていないとか前科があるというようなことがなければ、まず大丈夫だと思っていいでしょう。

対する消費者金融や銀行系カードローンの場合は、金融関係の保証会社が審査をします。この時の審査というのは他社借入はどのくらいか、収入はどのくらいかなどを見るようになっています。借り入れ金額が多すぎたり、収入が少なすぎたりする場合には審査に通らなくなるでしょう。消費者金融も銀行系カードローンも保証金は金利に含まれている場合が大半です。

このような違いがあるので、どちらが難しいとか簡単ということはありません。ただ日本の法律では賃貸を借りて住むということに対して、居住権を非常に強く保護していますから、消費者金融や銀行系カードローンに比べると簡単かもしれないといえるでしょう。まぁ比べるようなものではありませんけれども。

どちらにせよこの2つは保証会社が違いますし、審査をしているところが違うので、あまり関係ないと思っておいたほうがいいでしょう。

賃貸マンションに入居するときの審査について

賃貸マンションに入居するときには審査を受けなければなりません。この審査は、基本的にはオーナーが行うことになります。入居させるのかどうかの最終決定は、そのマンションの所有者が行うのですから、これは当然のことだと言えるでしょう。では、具体的にはどのような基準で判断されるのでしょうか。

この基準については様々で、オーナーの判断次第なのですが、多くの場合には年収が影響してきます。年収がある程度はないと借りることはできないのです。その基準はどれくらいになる事が多いのかというと、家賃が月給の3分の1に納まるというのが目安です。必ずしもこれだけなければならないというわけではありませんが、古くから家賃は給料の3分の1と言われることが多いために、これが一つの目安となっています。

保証人の有無も大きく影響してくると言えるでしょう。たいていは家族でないと保証人として認められませんから、保証人になってくれる人を探さなければなりません。もしも保証人になってくれる一階なかった場合には、契約をすることができない場合もあります。その場合であっても、オーナーによっては保証会社を利用することで契約ができるようになることもあります。

保証会社をつける場合には、オーナーよりも保証会社の判断が強くなります。保証人を準備できない場合には保証会社を使うことが必要となってきますし、最初から保証会社を使わなければ契約ができないと言うこともあります。この辺りもオーナーの方針によって異なります。

保証会社を使う場合には、保証会社に対して料金を支払うことが必要となるとともに、保証会社の審査を受けなければなりません。これに落ちると契約を結ぶことができなくなるのです。過去に契約をするときに保証会社を使ったことがあって、そのときに滞納した履歴があると、同じ保証会社では保証を受ける事ができなくなりますから、賃貸マンションの契約ができないこともあるのです。

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